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こんにちは、太陽光発電・蓄電池をご検討中の浜松市の皆さん。エネシス静岡の古川です！

家庭用蓄電池の工事について気になることはありませんか？

電気の使い方や節電方法を考える中で、蓄電池の導入は環境にも家計にも優しい選択肢の一つです。

しかし、蓄電池の工事に関する情報が不足していると、不安に思うこともあるかもしれません。

今回の記事では、家庭用蓄電池の工事について詳しく解説していきます。

工事の流れやポイントを押さえれば、安心して蓄電池の導入ができると思います！

是非最後までお付き合いください。

目次

1.蓄電池の現場調査

蓄電池の工事を行う前に、まず現場調査が必要となります。現場調査とは具体的に...

◆設置スペースの確認

蓄電池は一定のスペースを必要としますので、設置場所のスペースを確保することが重要です。設置場所の広さや形状を考慮し、蓄電池を設置するためのスペースを確保します。

◆日照条件の確認

蓄電池を設置する場所は、極力日の当たらない場所をお勧めします。

◆風通しの確保

蓄電池は発熱することがありますので、十分な風通しを確保することが必要です。設置場所が風の通り道になっているかどうかを確認し、十分な換気が行えるかを検討します。

◆屋外設置の場合の注意点

屋内に蓄電池を設置する場合は、屋根や壁に影響を与えないよう注意が必要です。また、屋内での安全性や保護措置の確保も重要なポイントです。

◆電気配線の確認

蓄電池と家庭の電気設備を接続するための配線ルートを確認し、適切な配線が可能かどうかを確認します。

これらの事前の現場調査を行うことで、蓄電池の適切な設置場所を選定し、安全かつ効率的な運用を実現することができます。

2.蓄電池の基礎工事

蓄電池を屋外設置にする場合、地面に直置きで設置するのではなく、蓄電池の土台となる基礎を作ります。

基礎を作るには、次のような理由があります。

①安定した設置

蓄電池は一定の重量があり、安定して設置する必要があります。適切な気を工事を行うことで、蓄電池をしっかりと地面に固定し倒れたり傾いたりするリスクを軽減します。

②地盤の強度確保

蓄電池は地面に設置しますので、地盤が弱い場合や地震などの自然災害が起こった際に地盤の沈下が生じる可能性があります。基礎工事によって地盤の強度を確保することで、地盤沈下や変形を防ぎます。

③蓄電池の安全性確保

蓄電池は電力を蓄えるための設備であり、その安全性が重要です。基礎工事によって蓄電池をしっかりと固定することで、蓄電池が傾いたり動いたりすることを防止し、安全性を確保します。

④長期的な耐久性確保

蓄電池は長期にわたって安定した動作が求められます。適切な基礎工事を行うことで、蓄電池の設置状態が安定し、長期間にわたって耐久性を確保することができます。

3.配線工事

蓄電池の配線工事は、蓄電池と家庭の電気設備を接続し、安全かつ効率的な電力供給を行うために重要な工程です。

配線工事について簡単にご説明します。

①配線経路の確認・決定

配線工事を行う前に、蓄電池から家庭の電気設備への配線経路を確認し決定します。配線経路は、安全性や配線の見た目、保守性などを考慮して選定します。

②適切な電線の選定

配線には適切な電線を使用する必要があります。蓄電池からの電力供給に耐えられる電線を選定し、配線工事に使用します。また、断線や短絡を防止するための保護装置も考慮されます。

③配線の引き回し

配線工事では、決定した配線経路に沿って電線を引き回します。配線の引き回しには、配線経路の特性や家庭の構造、安全性などを考慮して行われます。

④接続作業

配線工事の中心となるのが、蓄電池と家庭の電気設備を接続する作業です。蓄電池からの電力供給を家庭の電気設備に適切に接続し、安定した電力供給を実現します。

⑤保護装置の設置

配線工事では、電線の断線や短絡を防止するための保護装置を施すことで、電気系統の安全性を確保します。

⑥配線の結束

配線工事が完了した後は、配線を適切に結束し、整理整頓された状態にします。配線の結束により、配線の見た目が美しく整えられ、保守作業が容易になります。

4.機器設置

蓄電池を稼働させる為には、蓄電池本体以外にもさまざまな機器を取り付ける必要があります。

◆パワーコンディショナの取付工事

パワーコンディショナは太陽光発電からの直流電力を交流電力に変換する重要な装置です。

正確な取付が必要で、通気性の良い場所に設置し、過熱を防ぐ必要があります。また、保護回路を設けることも重要です。

過去の施工事例でご紹介していますのでチェックしてみてください。

パワーコンディショナの役割

◆分電盤の取付工事

分電盤は、太陽光発電からの電力を適切に家庭内に配分する役割を果たします。

エアコンや電子レンジなど家庭内のさまざまな電化製品へ分配、供給し、あわせて電路の異常を素早く察知して保護する役割を果たします。

◆全面カバーの取付工事

蓄電池や、その他の機器を保護するために、全面カバーの取付を行います。屋外に設置する場合は特に、防水性を確保することが重要です。

また、耐久性のある素材を使用し、長期間の安全な使用を保証します。

◆リモコンの取付工事

蓄電池の運用や制御を行うために、リモコンの取付を行います。

5.試運転

全ての工事が完了した後、蓄電池の試運転を行います。試運転を行う理由はいくつかあります。

①動作確認

蓄電池は複雑な機器であり、正しく設置されているかどうかを確認するために試運転を行います。これにより、蓄電池が正常に動作し、電力の充放電が正しく行われているかどうかを確認することができます。

②安全性の確保

試運転中に蓄電池が安定して動作するかどうかを確認することで、安全性を確保します、特に高負荷や急激な変動がある場合に、蓄電池が適切に対応できるかどうかをテストします。

③トラブルの予防

試運転中に異常や問題が発生した場合、すぐに修正することができます。トラブルが事前に発見されれば、これから蓄電池を使っていく際にスムーズに活用することができます。

6.まとめ

蓄電池を設置するときには、さまざまな工事が伴います。

1.現場調査

2.基礎工事

3.配線工事

4.機器設置

5.試運転

安全かつ効率的な工事を行うためには、専門知識と経験豊富な技術者によって行われることが重要です。

エネシス静岡では、太陽光発電専門の資格取得者が在籍しており、ワンストップで対応できるよう工事部門がございます。

職人たちの確かな腕と技術で、ご満足いただける高品質の施工をご提供いたします！