【令和6年度最新】家庭用蓄電池にもリスクあり?事故原因と安全な使い方
皆さんこんにちは!エネシス静岡です!
令和6年度の家庭用蓄電池のリスクについての最新情報をお届けします。
近年、停電対策や省エネ意識の高まりから、家庭用蓄電池の導入が増えています。太陽光発電システムと連携し、家庭で電力を蓄えられる蓄電池は、災害時や電気料金の節約に役立つ一方で、思わぬリスクも潜んでいます。
特に、内部ショートや過充電による発熱・発火、ガス発生による爆発のリスクは、事故につながる可能性があります。また、蓄電池は使用年数とともに劣化し、性能や安全性が低下するため、適切なメンテナンスが必要です。
この記事では、家庭用蓄電池の事故原因と、安全に使用するためのポイントについて詳しく解説します。
信頼できる製品の選び方や設置の注意点、万が一の事故時の対応方法など、安全に蓄電池を活用するための知識を身につけ、安心して利用できるようにしましょう!
目次
1.はじめに:家庭用蓄電池のメリットと意外なリスク
近年、環境問題やエネルギー自給率の向上、電気代節約の観点から、家庭用蓄電池の普及が進んでいます。特に再生可能エネルギーの普及に伴い、太陽光発電などで生じる電力を自宅で効率よく貯めて使用できる家庭用蓄電池は、災害時の非常用電源としても注目されています。停電などの非常時に自宅で電力を確保できるメリットは、災害が増加する現代において大きな安心材料となっており、導入する家庭が増加しています。
一方で、意外と知られていないのが、家庭用蓄電池に関わる安全リスクです。蓄電池の多くはリチウムイオン電池を使用しており、このタイプの電池は劣化や過充電、外部からの衝撃によって発火・発熱のリスクを抱えています。
特に、使用年数が長くなるにつれて内部構造が劣化し、発火のリスクが高まることがあります。また、ガスが発生して膨張することや、適切な温度管理が行われていない場合にも危険が生じる可能性があります。
これらのリスクを軽減するためには、安全機能がしっかりと備わった製品の選定や、適切な設置場所の確保、そして定期的なメンテナンスが不可欠です。家庭用蓄電池を導入する際には、その利便性だけでなく、安全に使用するための知識も身につけ、日々の管理を怠らないことが重要です。
2.家庭用蓄電池の主な事故原因
家庭用蓄電池は多くのメリットがありますが、いくつかの重大な事故リスクが存在します。特に火災や発熱のリスクは見逃せません。
内部ショートによる発熱や発火は、蓄電池内部のリチウムイオン電池に電流が異常に流れることで発生します。リチウムイオン電池はエネルギー密度が高く、一度ショートが起きると急激な発熱を引き起こし、最悪の場合、発火や爆発に至る可能性があります。さらに、外部からの衝撃や過充電も破損の原因となり、これが発火や爆発につながるケースもあります。
また、リチウムイオン電池は発熱すると可燃性のガスを放出することがあり、これが密閉された環境で溜まると、爆発のリスクが高まります。ガスが発生すると、火災が発生しやすい状況が整ってしまうため、通気性の確保が重要です。
そして、蓄電池は使用年数の経過とともに劣化し、内部の材料が変質したり、容量が減少することで安全性も低下します。特に長期間の使用後には内部抵抗が増加し、発熱しやすくなるため、適切な点検やメンテナンスが欠かせません。これらのリスクを理解し、安全対策を徹底することが、家庭用蓄電池を安心して使用するためのカギです。
3.安全な家庭用蓄電池を選ぶためのチェックポイント
家庭用蓄電池を安全に使用するためには、信頼性の高い製品を選ぶことが重要です。
まず注目すべきは安全認証と基準です。国内で流通する家庭用蓄電池は、電気製品の安全を証明する「PSEマーク」の取得が義務付けられており、これにより基本的な安全基準が満たされていることが保証されます。また、海外製品についても、ULマーク(米国)やCEマーク(欧州)といった安全認証の有無を確認すると安心です。
次に、メーカーの信頼性とサポート体制も重要なポイントです。長期的に使用する製品ですから、万が一トラブルが発生した際に迅速に対応してもらえるよう、信頼できるメーカーを選ぶと安心です。サポート体制が整っているメーカーは、定期的なメンテナンスや点検のアドバイスも提供してくれることが多く、より安全な運用が可能になります。
さらに、安全機能の確認も欠かせません。具体的には、過充電を防ぐ機能や温度管理機能、ヒューズといった保護機能が備わっているかを確認しましょう。これらの機能があることで、異常な電流や温度の上昇を検知して事故のリスクを低減できます。以上のチェックポイントを抑えることで、安全に使える家庭用蓄電池を選び、安心して活用できるでしょう。
4.家庭でできる蓄電池の安全対策
家庭用蓄電池を安全に利用するには、日常的な使い方や設置環境、定期メンテナンスが重要です。まず、日常的な使用時の注意点として、蓄電池が過充電や過放電にならないよう適切に管理することが大切です。
例えば、電力を使用する際は、推奨される容量内での充電・放電を心がけ、急激な温度変化や極端な負荷がかからないようにしましょう。また、蓄電池周辺の温度や湿度にも注意が必要です。これらの点に気をつけることで、蓄電池の性能を維持し、事故のリスクも軽減できます。
次に、定期的なメンテナンスは、蓄電池の寿命や安全性を保つために欠かせません。メーカーが推奨する周期で点検を受けることが基本ですが、自己点検も行うと安心です。配線の緩み、異常発熱、外装の損傷がないかを確認し、異常があれば速やかに対応するようにしましょう。特にリチウムイオン電池の場合、劣化が進むと内部で発火しやすくなるため、適切な状態で使用できているかを定期的に確認することが求められます。
さらに、蓄電池の設置場所の選定も大きなポイントです。設置場所は、通気性と防水性を確保した場所が理想です。蓄電池は使用中に熱を持つことがあるため、閉鎖された場所や高温になりやすい場所は避けるようにしましょう。また、雨風や水漏れの影響が及びにくい場所を選ぶことも重要です。外部の天候や湿気の影響を受けにくい、乾燥した場所での設置が望ましいです。これにより、ガスが溜まりにくくなり、過熱による発火や爆発リスクが低減されます。
こうしたポイントを踏まえ、家庭での安全対策を徹底することで、蓄電池の長期的な安全利用が実現します。
5.事故時の対応方法と保険の活用
もし家庭用蓄電池で火災や破損が発生してしまった場合、迅速な対応が不可欠です。
まず、火災が発生した際は、無理に消火を試みるのではなく、速やかに避難し、消防機関に連絡することが最優先です。蓄電池の火災はリチウムイオン電池が原因の場合が多く、一般的な消火器では対応が難しいため、素人判断での消火は危険を伴います。小規模な火災であっても、専用の消火器を用いるか、すぐに避難して安全を確保しましょう。
また、蓄電池の事故に備えて、適切な保険に加入しておくことも大切です。住宅火災保険や動産総合保険は、蓄電池の火災や破損をカバーするケースが多いですが、保険会社や契約内容によって異なるため、補償範囲を確認しておくと安心です。さらに、蓄電池専用の保険が提供されている場合もあるので、導入前に保険代理店と相談し、家庭に合ったプランを選ぶのが良いでしょう。事故時のリスクを軽減するためにも、適切な保険加入は安全対策の一環として欠かせません。
6.まとめ
本日は、蓄電池の利便性だけでなく、火災や破損などの事故リスクについて解説しました。
家庭用蓄電池を安全に活用するためには、リスクと対策についての理解が欠かせません。
蓄電池の選定時には、安全認証の確認やメーカーの信頼性、過充電防止機能などの安全機能をチェックし、設置場所は通気性と防水性を考慮した適切な場所を選ぶことが重要です。また、日常的な点検とメンテナンスを行い、万が一の事故に備えて保険に加入することで、さらなる安心を確保できます。
蓄電池の事故は発生すると被害が大きくなる可能性があるため、常に安全な使い方を心がけましょう。定期的なメンテナンスや適切な環境での使用は、製品の寿命を延ばし、安全性も高めます。万一の際には避難を最優先にし、初期消火は適切な手段でのみ行うようにしてください。こうしたポイントを踏まえ、正しく管理することで、家庭用蓄電池の利便性と安全性を最大限に活用しましょう。
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