蓄電池選びに重要?蓄電池のkW kWhの違いを知ろう!(浜松市の太陽光発電・蓄電池設置業者といえばエネシス静岡 )
こんにちは。
静岡県浜松市の太陽光発電・蓄電池設置業者、エネシス静岡です!!
いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。
太陽光発電や蓄電池の導入を検討している方々の中には、「kW」と「kWh」の違いについて悩んでいる方も多いのではないでしょうか?この記事では、この「kW」と「kWh」の違いについて詳しく解説し、適切な蓄電池選びのポイントをお伝えします。
この記事を読むと、以下のことがわかります:
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「kW」と「kWh」の基本的な違い
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太陽光発電パネル、蓄電池における「kW」と「kWh」
太陽光発電や蓄電池の導入を検討中の方はぜひ最後まで読んでみてください!
目次
1.kWとは?
kWは瞬間的な消費電力
kWはキロワットの略で、電力の単位です。1kWは1000ワットに相当します。電力は時間あたりのエネルギー消費量を表し、主に瞬間的な消費電力を示します。
kWの重要性
蓄電池を選ぶ際には、kWがその蓄電池がどれだけの電力を供給できるかを示すため、非常に重要です。高いkWを持つ蓄電池は、大きな電力消費を一度に対応できます。
2.kWhとは?
kWhは1時間当たりどれくらいの電気を使ったか
kWhはキロワットアワーの略で、電力量の単位です。1kWh (h: hour 時間)は1時間に1kWの電力を消費した量を示します。蓄電池の容量を測る際に使われる指標です。
kWhの重要性
kWhは蓄電池の容量を示すため、どれだけのエネルギーを蓄えることができるかを理解するのに重要です。高いkWhを持つ蓄電池は、長時間にわたってエネルギーを供給できます。
3.蓄電池選びのポイント
電力と容量のバランス
蓄電池を選ぶ際には、kW(電力)とkWh(容量)のバランスが重要です。高い電力を必要とする機器が多い場合は高いkWの蓄電池が必要です。一方で、長時間使用することが多い場合は高いkWhの蓄電池を選ぶと良いでしょう。
ドライヤーで見る消費電力の例
ご家庭のドライヤーを確認してみてください。おそらく「1200W」や「1400W」という、記載が見つかります。これは、ドライヤーを動かすために1200W必要という意味です。
kWのkは「1000」という意味なのでドライヤーは1.2kW必要ということになります。(kWが1000Wなのは、kg=1000g, km=1000mと同じです!)
つまり、同時にたくさんの機械を使うとそれだけ多くのkWが必要です。ここでポイントなのが、KWはその瞬間、瞬間で必要な消費電(出力)を表している点です。そこに、時間の概念も組み込みましょう!
1.2kWのドライヤーを1時間(1hour)使った場合、1.2kWhとなります。
これによって瞬間、瞬間の消費電力を足し合わせた消費電力量(kWh)が出ます。通常、蓄電池の「容量」を表す際にはこの「kWh」が使われています。
停電時などの災害対策用に蓄電池の導入を考えている方はこのkWHが大きいものを選ぶのがおすすめです!
蓄電池の原材料についても過去のブログで解説しています!
4.太陽光発電におけるkW 公称最大出力と実質発電量の誤差
太陽光モジュールの性能は「公称最大出力」のみ記載されています。公称最大出力はkW(W)で表現されます。しかし、実際に設置してみるとこの「公称最大出力」通りに発電しないことが多いです。
なぜこういったことが起こるのでしょうか?この理由としては大きく4つに分けられます。
4.1JIS規格として誤差10%は認められている
工場から出荷される太陽光パネルルは、定格出力の誤差±10%は認められています。例えば定格出力が200wのモジュールならば、180w以上の能力があれば大丈夫なのです。1枚の差は小さいですが、複数枚重なると大きな発電量の差が生まれます。
4.2環境要因
設置場所によっても出力は変わります。定格出力を計測する「基準状態」と同じ自然環境というものは、そうあるものではありません。日射量や気温、周辺の環境、屋根の方位や角度など、様々な環境要因によって太陽光パネルでの発電量は大きく左右されます。
4.3直流から交流へ変換する際のロス
太陽光パネルで生み出された電気は直流です。家で電気を使うためには直流ではなく交流の電気にへんかんしないといけません。そのため、パワーコンディショナでこの変換作業を行うのですが、どうしても数%ロスをしてしまいます。
一般的な太陽光発電メーカーの計算式では、大体5%前後のロスをすると言われています。
4.4太陽光パネル表面の汚れ
太陽電池パネル表面の汚れなどにより出力が1~2%程度低下するとされています。
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5.蓄電池と蓄電池容量の違い
蓄電池には必ず「蓄電容量」が載っています。
これは先ほどから出てきているkWhで表現されます。
蓄電容量には基準としている規格がいくつかあるのでご紹介します。
メーカーごとに比較する際に、同じ規格で比較できているか、確認が大事です。
規格は下記の3種類です。
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公称容量: 電池の製造者が指定する設計上の容量
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定格容量: 電池の製造者が保証する最低容量
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初期実効容量: 放電時に供給可能な交流側の出力容量。 「JEM1511規格」にて計算
シャープ製の蓄電池(JH-WB2021)を例にして解説をしていきます。
公称容量: 9.5kWh
定格容量: 9.3kWh
初期実効容量: 8.1kWh
※出典:蓄電池システム JH-WB2021 仕様/寸法, シャープ・HP
公称容量→定格容量→初期実効容量の順で小さくなっていきます。
これはどのメーカーも共通して言えることですが、実際の電池容量として使用できる目安は「初期実効容量」です!
蓄電池の購入を検討する際には「初期実効容量」に注目して比較してみましょう
エネシス静岡では、相談だけでもいつでも承っています!
各規格の内容は覚える必要はありませんが、ぜひ名前と順番を覚えてください。
各社の蓄電池を比較する際に役立ちます。
6.まとめ
蓄電池選びにおいて、「kW」と「kWh」の違いを理解することは非常に重要です。これらの情報を基に、適切な蓄電池を選んで、エネルギー効率を最大化しましょう。
「えっ!じゃあ、どの商品を選んだらいいの!?」
と、ご不安になる方もいらっしゃるかと思います。
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